NY研修レポート by Kazuya Suzuki - 美容室・美容院 J's(ジェイズ)

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図2第1部講師は「フレデリック・フェッカイ」という有名サロンで働く日本人美容師の「石本ケンジ」さん。

 

もともと東京のZACCで働いていて、26歳からNYへ。
31歳からマンハッタンのトップサロンへ入り、シャンプーマンからの再スタート。

乗り越えたい壁が見えた時に行動する!コネもなく、英語もできないけど動いた。そんな見知らぬ街で、どう動くか大切にしたマインドは・・・

①今を楽しむ
②思ったことをやる
③思ったことを伝える(言わなきゃわからない)

今は技術だけでお客様が来ない時代。もちろん技術があるのは当たり前の話で。そんな中大切なのは、ゲストのことをどれだけ知るか。知るためには、自分自身の体験を増やすことが大切。

自分が知らないことは、人のこともわかってあげられない。カウンセリングでは、髪型の話の前に、その人について情報をえる。
仕事は?ライフスタイルは?その上で、その人に似合う、自分のやりたいデザイン提案する。
ゲストに自分の意見を指示してもらえるスタイリストになることがひつようで、たくさんの美容師さんの中から自分を選んでもらうための「理由」が必要それを作るこがセルフブランディングであり、自分自身が成長することである。
ゲストのいいなりになるのではなく、自分のやりたいデザインを売ってリピートしてくれる、ゲストがお任せしてくれるデザインを売る、そんなスタンスを貫いている。

必要とされるスタイリストになるために、アシスタントのうちから自分の意見を売る機会があり、ノルマがある。 それが「店販」アシスタントのうちから、自分の意見を売る(店販を買ってもらう)ためには、やはりそこにも成長が必要で、アシスタントのうちから意見を聞いてもらえなければ、スタイリストになっても売れない美容師になることが見えている。

大切なのは、美容師として自分がどうなりたいか、どんな生活を送りたいかを考えて今目の前のことに取り組むこと。そうすれば、今が楽しくなり、将来がもっと楽しくなる。

NYで美容師として生きてくために、トレンドも重要だが、それだけでなくその人に似合うかどうかに一番こだわる。マンハッタンの有名サロンでは、カット、カラー、ハイライトで600ドルが相場それに見合う技術、人間性を高める、常に成長する意識をもって目と心を養う努力をしている。

 

第2部講師はサロン「 Yo’z」のスタイリストのアヤト氏とメイクのヒロ氏によるクリエイティブワークセミナー。

 

NY=常識がない街
そこでどう自分を売るかを考える。
日本は、1を10にする。
アメリカは0を1にすることからはじまる。動き出すこと、新しく始めることの大切さを重要視してる。

撮影において大切なことは、自分が仕込んできたものが、もし似合わないと思ったら捨てる勇気を持つこと!撮影はヘアスタイルだけでなく、一枚の写真として捉える。

全てにおいてWHYをかんがえる。
わからなければ調べる。
できなければ練習する。
その繰り返し。

 

一部も二部も共通しているのは、セルフブランディングの必要性。
それはNYだから必要ではなく、日本でも必要とされる美容師になるためには必要なことだと思う。

サロンのネームバリューに甘えず、自分がなりたい美容師を目指して、どうしたら自分らしさが出せるのか、どうしたら成長できるかを常に意識していることが大切なんだと思う。

そして、それがHAPPYかが大切!!

実際セミナーでのモデル展示で特別すごい!!と思ったのは、ブロー技術でした(笑)
NYだからすごいとか、NYで生き抜くための手法や考え方が必ずしも全て日本で通じるものではないと思う。そんな中で共感したのはどこであろうとまず自分がどうしたいか、どうなりたいか!自分が置かれた環境でどう動き、成長のためにどう変化するかが大切なんだと思いました。

将来は簡単には見えないと思う、だから目をつむって立ち止まるんじゃなくて、見ようとする!前に進もうと行動することから始まるんだと思いました。

 

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セミナー後、現地日本人デザイナーと、参加デザイナーとの交流会でも、感じたことは、みんな常に前向きで明るい!NYドライカットで有名なエイジさんともお話して、日本でも講習したりしていてカット料金が400ドル(4万円)な方ですが、まだうまくなりたいと思ってることがすごいと思いました。

そのエイジさんの講習を受講してる生徒さんにドライカットを習得するにはどのくらいかかりますか?ときいたところ、「一生」と言ってました。

確かに、僕たち美容師の仕事はここまででオッケイというゴールみたいなところがなく、完結しないからこそ、自分自身がたどり着くところを見定めて、向上し続けることができるんだと思います。

ゲストが喜ぶ、必要とする美容師は、今より前に進もうとして、もっと「私」(ゲスト)を綺麗にしてくれる人なんじゃないかなと思います。

そのために、いつもHAPPYで、笑顔で、魅力的な人で有ることが大切だと思いました。

 

 

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メトロポリタン美術館

 

日本人美術館ガイドの冨永氏についてもらって、見学しました。絵画の歴史を紐解くと、写実的な表現から、印象派の時代、そして現代アートへと移り変わりとともに、絵画の技法も進化し、「光と影」による立体的の表現や「ぼかしのテクニック」による質感の表現技法も生まれて着ました。ヘアデザインも同様に見た目の形や色の表現だけでなく、お客様の気持ちの内面を表現することも求められるようになってきました。

そんなヘアデザイン作りにおいてのヒントを絵画をとうして解説してもらいました。心に関わった仕事は、全てアートである。心が豊かじゃないと、いい仕事はできない。印象的でした。だから、NYで働く美容師は、笑顔に溢れて、HAPPYか、を求めてるんだと思った。いろんな時代背景とともに絵画の説明をきくことで、すんなり自分に入ってくる気がしました。写実絵画は、本当に写真のように立体的で絵画が生きてると言われたくらいロダンの作品からは人間の歪み=リアルなんだということ真正面のものはなく、これは、撮影でも通じるものがあるんだと思いました。

 

 

モネの作品は、世の中に写真が出てきたから、日本の浮世絵から影響を受けてできたものであること。ルノアールやゴッホも同じく。ちなみにゴッホの絵は100億円!!ピカソは色んな方向から見て表現した絵画だった。

物事を判断するには、一定方向ではなく、全体をみることの大切さ。

補色の配色で強烈なインパクトを出してることとなどなど。

アメリカでは、芸術について、小学生から勉強するそうで、芸術を学ぶことで、心が豊かになる感性を磨くには、心を育てることが大切日本人が日本のことを知らない知ってから西洋を学ぶことでより深く芸術を知ることが出来る日本人にマイナスなことはないのに、西洋人のマネをして、たいせつなものを捨ててきてしまったいろいろ考えてさせられ、とても刺激的な美術館めぐりでした。

 

 

その他、自由時間でも色んな美容師さんとはなしたりすることで、自分が今出来てること、できてないこと、が見直され、刺激をもらいました。オーナーさんからアシスタントの子まで話することができました。ともに街巡りをした子には、モデハンならぬスナップ写真を撮らせてもらってる子もいて、言葉の壁以上の行動力に刺激もらったり目的を持って、向上を目指して参加してる方が多くてとても楽しかったです。

感じたことを勢いでそのまま書いたので、文章が読みずらいところもあったと思いますが、みなさんの今後の参考に少しでもなればいいなと思います。また一人でも多くのスタッフにこういうチャンスが来ることを願ってます。

最後にこのような機会に研修に行かせてもらい、平田さん、幹部をはじめ、スタッフのみんなに本当に感謝しております。
ありがとうございました。

 

 

鈴木 和也